2008年12月17日

脳内核酸とは

「脳内核酸って英語で何て言うんだろう?」
そんなこと思ったことないだろうか?
僕は、ない。
全然、ない。

だけど、インターネットってのは全く恐ろしいもので、僕のような知的好奇心の抜け落ちた人間も、脳内核酸ページにたどり着くことがある。
そして、勉強して帰ってきたりしちゃうのだ。
本当に、脳内核酸だぜ(意味なし)

脳内核酸は英語で何?お教...★アルクのアルコムワールド

このページの秀逸なところは、英語に議論がとどまらないところだ。
ジャンルは全く不明だが、何かしらのエンターテイメントの域に達しているのは間違いない。
質問者がたずねる。
脳内核酸は英語で何?お教え下され!ボケに効くと書いてます。本当ならどうやって摂取できるのか是非知りたいものです。

この質問者の質問や返答、とにかく彼の書いた文章の全てが「彼に一刻も早く脳内核酸を投与すべきだ」という警告を発しているかのようだ。
上の引用で言えば、「教えて下され」には間違いなく投与しとくべきだ。
「知りたいものです」とかも劇物的な何かの投与が必要に違いない。

そんな彼の絶妙の合いの手を交えつつ、結論を読み取ると…

『脳内核酸はニセ科学みたい』

…って結論になるようだ。

そもそも核酸は全ての細胞にいらっしゃるとかで、脳内核酸を英語になおしたとしても"nucleic acid in brain"(脳にある核酸)くらいにしかならないんじゃないか、というのがこのページから得られる、まっとうな知識だ。
脳内核酸なんていう特別な核酸はないんだ。

仕方ない、ただの核酸でも摂取しとくか…ってことにもならないようだ。
理由は
脳の栄養に核酸が重要かどうかはわかりませんが、核酸が体内に取り込まれる場合、塩基レベルまで分解される必要があります。塩基レベルまで分解されるということは、特に核酸をとってもそれが再度脳での核酸に再合成されるということにはなりません。

優しい発言だけど、つまり、脳に核酸を入れたかったら、そのスポンジみたいな頭に直接注射でもしたら?ってことだ(著しく歪曲)

こうして、脳内核酸という言葉に決着がついた。
脳内核酸とは、脳の中にある核酸のことで、とりたてて特別なもんじゃあないですよ。
やったね♪

…が、なぜかこのページにはこの後におまけが付いてくる。
全てが終わったかに見えた後、
脳の栄養には核酸は重要です。白子、ちりめんじゃこに多く含まれます。

何か突然主張を始めた奴がいる(笑)
彼が「ニセ科学なんかじゃないやい」って言ってるなら、笑わず検証するんだけど、これは違う。

彼の役回りはさしづめ、

「よぅし、部屋が片付いたぞ。後は、雑巾を洗ってバケツの水を捨てるだけだな。タカシ君、僕は雑巾を洗ってくるからバケツの水だけ捨ててきてよ」
「うん、分かった…あっ」
バシャーン、パリーン…ドカーン!!

ってな具合に、掃除が終わった後、水の入ったバケツを倒し、そのバケツがたまたま窓ガラスに当たって窓ガラスを砕き、その破片が下で処理されている時限爆弾の最後のコードを適当に切ってしまって爆発してしまう、そんなタカシ君だ。

…ごめん、本当に嘘。

とにかく、近頃、ニセ科学に関する議論が少し流行ってたみたいだし、ニセ科学ってのはそれなりに魅力的なんだろう。
ニセ科学批判の背景にある思想 - Skepticism is beautiful

ニセ科学を無闇に信じたり、調子にのってニセ科学について語ってしまうような輩は、脳内核酸を摂取すればいい。
僕はその間に、寝る。
どうやら、睡眠は脳に良いらしくて………ドカーン!!



posted by MoThy at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナ行
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